角地に建つ小っちゃなイエ 〜適度な距離感〜 

構   造 : 木造(地上1階)/コンクリート造(地下1階)
家族構成 : 夫婦+子供1人(将来はもう1人)
外部仕上 : 屋根/ガルバリウム鋼板平葺き  外壁/杉板張り
内部仕上 : 天井/漆喰塗り 壁/漆喰塗り 床/杉板

建築面積 約15坪(床面積 約25坪)くらいの小っちゃな家。
空間はスキップフロアという半階ずつずらして各スペースをつなぐ。
リビング、ダイニングは中2階に、寝室は半地下になっているので、住んでみると平屋のような感覚。

             「遠すぎず、近すぎず」の関係

リビングを中2階にすることで、外部と適度な距離感を確保する。 
大通りから1本入っているので、さほどうるさくは無いが、ご近所さんが頻繁に使う生活道路。
敷地いっぱいに建物が建っているので、1階にリビングを設けると、どうしても通りと近くなる。
視線が気になるから、カーテン閉めてなんて事になったらもったいない。
地上から1.5mくらいリビングを持ち上げて、適度に視線をずらす。 
窓際に腰掛ければ、ご近所さんとの会話も弾む。
庭がとれないので、リビングから半階あがったとこの角に外部テラスを設ける。
ロフトのような多目的スペースと隣り合わせなので、テラスとつながれば子供にとっては十分な遊び場。
夏はここでバーベキューや花火観戦。
軒の出を十分とっているので、多少の雨でも窓を開けて風を通せる。
木造にとっては家の中に風を通すことはとても大事。
機械設備に頼らないエコな住まい。 


       
 
       

       


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